平成12年度事業概要
平成12年度活動方針
日本デザイン事業協同組合は、産業としてのデザインの社会的役割を明確にし、デザイン産業全体の活性化を図り、デザインビジネスの未来を開拓していく組合です。当組合は、デザイン業の存在を様々な組合事業を通じて「アピールしていく場」であり、また同時に、組合員相互の「創生の場」でもあります。日本デザイン事業協同組合は、組合の外に向けた事業、内側を充実していく活動などを有機的に連携させながら、組合の行うべき事業、活動を積極的に展開していきますが、そのためには、本組合らしい「事業のスタイル」を、早急に作りあげていく必要があります。そこで平成12年度には、下記の4事業を「モデル事業」として重点的に実施することにより、新しいデザインビジネスの基盤を整備してまいります。
平成12年度 重点事業
1. 組合員の拡充
デザイン事業所の存在を広く産業界等へ向けて明らかにし、そのプレゼンスを広めていくためには、多くの事務所の参加が不可欠です。より多くの事業所が結集できる、力強い組合を目指します。
2. 共同購入事業の充実
平成11年度事業を、更に拡大・充実させます。特に、組合員がデザインビジネスの一環としてクライアントへ提供できる素材・備品等を、極めて安価に購入できるシステムを開始します。
3. 共同販売事業の実施
受注的体質からの脱却をめざし、組合員のデザイン成果を企業や一般ユーザーに直接販売するシステムを作ります。
4. 新事業分野開拓事業の実施
中央官庁及び地方自治体が行なう様々な活動とリンケージし、デザインの新しい分野を積極 的に開拓する新事業を展開します。